Quantcast
Channel: CLASSY.ライター&読者モデル大募集! | CLASSY.[クラッシィ]
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3344

悪女役で覚醒⁉︎ 宮本茉由さん(30)「トリンドル玲奈さんと本気のバトルをしています(笑)」

$
0
0

CLASSY.

CLASSY.モデルとして毎月誌面を飾っている、宮本茉由さん。最近は、話題のドラマへの出演も続き、俳優としても着実にキャリアを重ねています。そんな茉由さんが、テレ東系夏ドラマ「レプリカ 元妻の復讐」に出演。演じるのは、主人公を学生時代から虐め続け、さらには夫を奪い離婚へと追いやる、あざとくて承認欲求高めの悪女。「ここまで本格的に悪役を演じるのは初」と話す茉由さんに、役への意気込みやドラマの見どころ、夢や目標との向き合い方をたっぷり聞きました。

改めて…宮本茉由さんってこんな人!

1995年生まれ。秋田県出身。2015年、『CanCam』でモデルデビュー。以降、モデル、俳優として活躍の場を広げる。主な出演作は、日本テレビ「新空港占拠」、テレビ朝日「魔物」など。

悪女役は、これまで感じたことがないくらい褒めてもらえる

CLASSY.

――出演するドラマ「レプリカ 元妻の復讐」が7月7日からスタートします。今作では、悪女役に挑戦しますが、オファーを受けたときの率直な感想を教えてください。

自分にこの役が務まるのか不安もありましたが、台本を読んでとても興味を惹かれて、受けさせていただきました。原作の漫画を読むと、より悪役感が強くて、「本当にこんな人いるのかな」と感じましたが(笑)、そこを面白く表現できたらいいな、という思いもありました。

――実際に演じてみて、いかがですか?

自分的に、顔は悪女っぽいのかも(笑)。今までは、ここまでの悪役を演じたことはありませんでしたが、意外と悪役の方がしっくりくるんだろうな、というのは、クランクインして感じ始めました。今回の現場では、これまで感じたことがないくらい褒めていただけるんです。ちゃんと悪い感じが出せていたかな? と不安になって監督に聞きにいくと、「今の演技ムカついたわ」とか「早く復讐したくなった(笑)」と言ってくださったり、マネージャーさんにも「すごく悪い顔してました」と言われたり。喜んでいいのか複雑な部分もありますが(笑)、案外悪役が向いているのかもしれない。そういう新しい発見も面白いし、演じるならとことん悪い方がいいと思って、楽しく向き合っています。

“異性は気が付かないけど、同性には伝わる嫌な感じ”を狙っています

CLASSY.

――悪女役を演じるにあたり、意識したことや準備したことはありますか?

意識しているのは、自分や彼氏の周りにいたら嫌だな、と感じる女性。見た目や声は可愛らしくて、発言が辛辣な方がギャップがあって怖いと思うので、ヘアメークや衣装は可愛い感じに仕上げてもらっています。“異性は気が付かないけど、同性には伝わる悪女感”を狙っていきたいです。

そして今回は、学生時代〜結婚後と長い期間を演じます。環境の変化によって少しずつ性格も変わっていくので、仕草や話し方で演じ分けようと思っています。

――宮本さんが演じる、花梨に共感する部分、しない部分を教えてください。

花梨ってすごく素直なんです。ウザいと感じたら「ウザい」って言うし、ある意味ピュアで、子どもの心を持ったまま大人になったタイプ。だから、自分より優れていたり、可愛い相手に意地悪をしてしまう。どこかで捻くれてしまったけれど、正しくピュアでいられたら、素直で可愛い人だったかもしれないな、と思いながら演じています。

共感できないのは、人に配慮ができないところ。でも誰にでもストレートに、無遠慮に言ってしまう部分は、長所でもあり、短所でもあるのかもしれないです。

トリンドル玲奈さんに本気でビンタするシーンも

――着々と撮影が進んでいるかと思いますが、現場はどんな雰囲気ですか?

主演のトリンドル(玲奈)さんはじめ、千賀(健永)さん、木村(了)さん、みなさん楽しい方々なので、本番以外は「お昼、何食べます?」みたいに和気藹々としています。トリンドルさんとは争うシーンもあるのですが、私が演じやすいようにビンタのシーンも「このくらい本気で」とご自身で頬を叩いて教えてくださって、ありがたいです。本気と本気のぶつかり合いで、結構なバトルシーンがたくさんあります。あとは、トリンドルさんの美しさにハッとすることも多いですね。対峙する場面では、お互いの顔の距離が近いのでドキドキしつつ、「美しい!」と思いながら演じています。

――このドラマを通じて、どんなふうに成長したいですか?

喜怒哀楽が激しい役なので、そういう面では表現のバリエーションが広がると思って向き合っています。親友だと信じていた主人公に裏切られるシーンは、原因が自分にありつつも、やっぱり悲しい。いろんな幅があるキャラクターだから、ひとつひとつを丁寧に演じて、この役だからこその表現力を身につけたいです。ここまでの悪役は初めてなので、どんな反響をいただけるのか緊張もありますが、今回は「嫌だな」と思ってもらえたら成功だと捉えています。

年内に挑戦したいのは、韓国留学!

CLASSY.

――ドラマがスタートする7月は、2025年の下半期に入っていますが、年内に挑戦したいことを教えてください。

もしできるなら、1、2ヶ月くらい韓国に語学留学したいです。半年前から韓国語の勉強を始めて、だいぶ話せるようになってきたので、現地の人と話して自分の語学力がどこまで通じるのか試したいし、韓国の文化にも触れて知識も深めたいです。

――今回、悪役に初挑戦していますが、CLASSY.読者も同じようにキャリアにチャレンジしたり、努力をしている人が多くいます。そんな同世代に向けてメッセージを!

自分の中で叶えたい目標があるときは、努力も不可欠だし、何かを失うこともあると思うんです。でも、そこも含めて乗り越えられたら、きっと未来で「このために必要な苦しさだったんだな」って受け入れられると信じています。今つらかったり、悩んでいることでも、地道に続けてクリアしていく姿勢が大事だと思うので、一緒にがんばりましょう! 私の場合、今回の役で言ったら好感度は後回しになるかもしれないです(笑)。その覚悟で向き合って、表現者としての実力を上げることで、得られるものが大きいと考えています。

――では最後に、ドラマの見どころを教えてください。

前提として、私が演じる花梨がすごく悪女なのですが、他の主要メンバーも全員ちょっとずつ悪(闇)があるんです。いろんな欲望や憎悪が混ざり合っていて、自分とは別の世界を垣間見える楽しさがあると思います。現実世界では起こりにくい出来事がスピーディに展開されていくのも見どころのひとつ。月曜日の夜に、非現実でスリリングな世界に没頭してほしいです。

Information

ドラマプレミア23「レプリカ 元妻の復讐」
7月7日スタート。テレ東系にて、毎週月曜23時06分〜23時55分放送。夫の浮気相手は、かつて自分を虐めていた同級生だった…。すべてを奪われた主人公の葵(トリンドル玲奈)は、整形で見た目を変え、「伊藤すみれ」として同級生・花梨(宮本茉由)への壮絶な復讐を開始する。

撮影/上村透生 ヘアメーク/小林未波(PEACE MONKEY) 取材/坂本結香 編集/越知恭子


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3344

Trending Articles